2015年3月26日木曜日

chap. 3

ザンジバルに今宵も月が。
私はライムジュースをすすりながら、ブリッジで銀色の輝きを浴びている。


時には月を浴びた海もいいものだよ。
君は今日もマルセイユの港で、笑顔を振りまいているのだろうか。それとも遠く東洋へと貿易に発っていっただろうか?

そんな君の枕辺に届けたい、月の輝きの雫。
風に渋いてはふっと去っていくキラキラ。

口ずさむのは"Salty Dog"のメロディ。それさえも風は背に吹き流して過ぎて行く。

 美しく、無常なるこの海よ。

 "A Salty Dog"

'All hands on deck, We've run afloat!'
I heard the captain cry
'Explore the ship, replace the cook:
Let no one leave alive!'
Upon the seventh seasick day
we made our port of call
A sand so white,
and sea so blue,
no mortal place at all.

by Keith Reid




などときざったらしく書いておりますが、 素敵なあの娘の視線が気になるお歳頃なもんでですね。ええ。

まあそれはどうでもいいんですが。

ここしばらくアフリカ西岸からインド洋を往復しつつ、海事修行をしておりまして。
もともとザンジバルはよく拠点のひとつとして用いておりまして、立ち寄る頻度の高い港なのですが、こことカリカットの間を行ったり来たりして交互に海域戦闘をやっておりました。
ええ。ようやく海事69(いっとうせんれつかん、と読んでもいいよ)なもんですから。

一ヶ月半ほど前に大航海時代に復帰して、その時Lv.63。
なんだか3年半前にがむしゃらに海事やっていた頃は一等戦列なんてきっと10年経っても乗れないんだろうなあ、と思っていましたよ。時間の経過で色々仕様が変わったことで、高位の海事も上げやすくなったものです。

とは言うものの・・・
今Lv.70から上の船もいっぱいあるんだね。

修行ってものは果てしないなあ・・・








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