2015年3月29日日曜日

chap. 7

夜のマニラの水面を見つめながら、船の仕上がりを待っている。

私もしばらくマニラ駐在。ちょっと思うところもいくつかあって造船の修行なわけ。
マニラというと「高飛びの名所」(っておい!?)であると同時に 、造船修行の中期をここで過ごす人も多い名所でもあり、また華南南蛮初期の基地としても知られている場所なわけで、さまざまな目的の船乗りたちの人生が、港を舞台に交錯していく。
そうした航跡を眺めているだけでも、とても興味深い場所ではあるよね。

自力で割と気合入れて造船した船っていうと、普段の移動用に乗っている巡航型軽クリッパーなのだけれど、あれはカリカットに欧州から小型材料持ち込んで造船したんだっけね。リビルドで投網付けてみたり、造船時に冒険での爵位を上げる必要に駆られて、いろいろ考えてそんな作りにしたのを覚えていたりする。
今考えると、投網入れた意味が不明だけれど、まあいいか。
しばらくはあの子の面影を水面に映しながら、マニラで造船屋の親父とぶつくさやっていましょう。
殴り合いばかりが海ってわけでもなし。


ちなみに昨今の趨勢からは「ええええ」という見方をされるのですが、私個人は実は「急加速」スキルは移動用の乗艦以外にはほとんど付けていません。
実際横帆船で逆風が続くような航路を10日近く航海するようなケースでもなければ(結構そういう場所多いといえば多いけれど)、 あの曲がりにくさと引き替えるほどのメリットは考えにくいんですよね。航海の際に使用スキル枠ひとつ潰すほどのもんでもないかなと。
「そんな効率考えないことやってるからいつも貧乏なんだよ!」と突っ込まれると反論しかねますが......
副官の交易があまり高くないことや、ルックスの好みもあって、交易用にはフレミッシュ2隻を使っていますが、まあこれでいいのかな、的なもんでやっています。あの取引スキルを+1してくれるOPは魅力的かなと。

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